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すっかりファンになってしまった「ヤン・イクチュン」

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先月から今月にかけて、『息もできない』、『マジック&ロス』、『かぞくのくに』という3本の映画を見た。

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目的は「ヤン・イクチュン」という韓国の俳優さんである。

キッカケは偶然目にした、はてなブックマークでホッテントリに上がっていた『息もできない』という作品だ。

映画『息もできない』

ヤン氏はこれが初監督作品であり、過去には日韓のさまざまな作品で役者として仕事をしている。

『息もできない』では非常に暴力的で孤独な男を演じていたのだが、他の演技を見てみたい!ということで『マジック&ロス』、『かぞくのくに』の2作を借りてさっそく見てみた。

ヤン氏の特徴というか、私が好きなポイントは、何かセリフを話さずとも彼が演じている人物の内面が口元にはっきりと現れているように感じる部分である。

いずれの作品でも長々と話す場面というのは非常に限られており、口ごもったその表情や口元にすごく感情がにじみ出ているように思えるのだ。

こういう感性に響いたものを誰かにわかってもらおうと文章にするのはすごく難しい。

しかし、ヤン氏の才能や魅力はとてもわかりやすくストレートなものだ。

なにか少しでもひっかかるものがあった方はぜひ作品を見てほしいなと心から思う。

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