黄金頭さんに会ってきた
初稿:
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長らく愛読しているブログ「関内関外日記」の中の人、黄金頭さんにお会いしてきた。
横浜市中区の底辺労働者の日記でございます。
黄金頭さんがBooks&Appsに寄稿した記事。
黄金頭さんのブログは2004年から始まっている。
今調べてみたら、はてなブックマークで初めて関内関外日記をブクマしたのは2015年だった。
今年いっぱいで約10年、いつも楽しく読ませていただいている。
文体が妙に心地よく、内容はいつも刺激に満ちている。
黄金頭さんの日常、人生、思索を深めていく様子がとても興味深く、考えさせられること多々あり。
今回、デザイナーの「ぱる(@paruchi11)」さんの作品販売をお手伝いするため、黄金頭さんが店頭に立たれると知った。
12/8は世田谷の書店で黄金頭さんに会える! - 関内関外日記
きたる2024年12月8日(日)、東京は世田谷区梅ヶ丘にある書肆書斎さんにて、「ぱる」さんの出店のお手伝いをしにのこのこ出かけます。というわけで、当日こちらの本屋さんに来ていただければ、おれに会えます。おれに会えるからなんなのだ? https://www.shoshishosai.com/about 場所は小田急駅の梅ヶ丘駅から徒歩二分だそうです。 あくまで、「ぱる」さんのお手伝いです。 https://x.com/paruchi11 「ぱる」さんはすばらしい栞を売ります。 昭和レトロガラスの栞です。 実際の昭和ガラスをもとにした、いいものです。 あと、喫茶店好きにはこんなのもあります。 ………
自作のポストカードも販売されるとのこと。
一方的にではあるが、長年文章を通じて知っていた方に直接お会いする機会などめったにない。
ということで世田谷区梅ヶ丘まで出かけてみた。
かなり緊張してしまったが、何とかブログや寄稿されている記事が好きだということは伝えられたと思う。たぶん。あまり覚えていない。
物腰が柔らかく、やさしい話し方をされる方だった。
ポストカードとステッカーをひと通り購入した。
そして、事前に用意していた油性ペンを取り出し、どもりながら「できればサインをお願いします」と伝えた。快くポストカードにサインを書いてくだすった。
今回同行してくれた私のパートナーが、ぱるさんの栞を購入した。4枚綴りになっていて、どれも美しく楽しい作品だ。
こういった機会は、今までの人生の中でかなりめずらしい。
行動に移してみようと思った動機は2つある。
ひとつは黄金頭さんの文章をもっと深く読みたいと思ったこと。
デジタルネイティブ世代はどうかわからないが、大人になってからネットに出会った私の場合、ネット上の文章が脳の奥深くまで届きにくい。
「このテキストの向こうに、血の通った人間が存在する」と実感するためには、その存在を目の当たりにするのが良いと思った。
もうひとつは、黄金頭さんの文章が好きな人間の列に参加すること。
私が提示できるものは特にない。ないけれど、私という身体をその場所へと運び、ファンである人の数をプラス1できればと思った。
郊外へと越してから23区内へ足を運ぶ機会はめったにない。
今回パートナーも一緒に来てくれた。帰りに梅ヶ丘で食事し、2駅ほど散歩してから帰った。
よく晴れた日で、とても思い出深い一日となった。