サングラスについて
初稿:
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可視光調光レンズのメガネを購入した。
色が変わる調光/可視光調光レンズ・サングラス | JINS公式-メガネ(めがね・眼鏡)
調光・可視調光レンズ・サングラスのご紹介です。紫外線量が多く、日差しがまぶしい屋外ではサングラスに、室内ではクリアレンズに自然と変化。メガネとサングラスをかけ替える必要がなく、ストレスフリーなファッションアイテムとして使えます。
- 可視光調光レンズとは?
紫外線や光によってカラー濃度が変化するレンズ。 遮光空間ではクリアに。屋外ではサングラスに。 — 色が変わる調光/可視光調光レンズ・サングラス | JINS公式-メガネ(めがね・眼鏡)より引用
近くにJINSがあるから利用しているが、大抵のメガネチェーンで取り扱いがある模様。
「調光レンズ」の方が3,000円安い。「可視光調光レンズ」は紫外線のみならず、紫外線がない場所でも光が強い場合にも変色する。
私の場合、昼の屋外やコンビニやドラッグストアなど白い照明が強い場所でもモノが見えなくなるので「可視光調光レンズ」を選択した。
JINSだと「調光レンズ」の方がカラーバリエーションが豊富。「可視光調光レンズ」は3色のみ。
私は明るい場所でモノが見えないほか、暗い色の区別がつかない。
「グリーン、ブラウン、グレーから選べます」と言われたが、見本のレンズは同じ色が3つ並んでいるようにしか見えなかった。
「色の区別ができないので一番地味な印象の色でお願いします」と伝えたところ、「ではグレーはいかがでしょう」となった。
いまの私は、明るい場所でグレーのサングラスをかけた人になる。
色がつくとき、色が落ちて元に戻るとき、どちらも大体1分ほどで変化する。
このメガネのおかげで昼間、安心して出歩けるようになった。
これが無いと、視界が真っ白で普通に出歩くのが難しい。「羞明」という症状のせいだ。
私は検査継続中で原因がまだわかっていないが、加齢により網膜細胞や視神経がダメージを受けるケースもあると担当医から説明を受けた。
いま障害がない人も、なるべく紫外線から目を守った方が良いのだそうだ。
こちらからは良くモノが見えるようになったが、端からみたらどうか。
「冬の東京でサングラスしてる人がおる」と思ったらガラスに映った自分だったりする。
自分が当事者になったことで、自分には「北半球の都市部でサングラスをかけている人」に対し、何らかの偏見があることに気づかされた。
中には自分と同じように目に問題があってかけてる人もいるだろうに。無意識に色メガネで見ていたのだ。サングラスだけに。
そのブーメランが自分にいま自分に返ってきた。反省し認識を新たにした次第。
皮肉な話だが、目が見えなくなってきたことで視野が広がった。
「モノが見える」そのあたりまえのことが長く続くように、目に紫外線を浴び過ぎないよう皆様もどうぞ気をつけて。