あらすじ ~時は奈良時代・天平の世。近代国家成立を急ぐ朝廷は、先進国「唐」から多くを吸収するため、総員五百八十余名の第九次「遣唐使」を派遣する。そこには留学僧として渡唐し、20年の年月を経て高僧「鑑真」を日本へと連れ帰る男がいた。航海技術が未熟な時代に海を渡り、異国の地で生きた僧たちを丹念に描く歴史小説。
全記事
11 min read
BOOK9 min read
BOOKあらすじ 著者がこれまで訪れた十二の町を再訪。変わった街、変わらない街。訪ねた先々で過去の記憶をさかのぼり去来する思いを語る旅の記録。「椎名誠」という人物のイメージはどんなものだろう。一時期はテレビ番組やCMにも出演しており知っている人もいると思う。
6 min read
DIARY表題の一連について感じたことをメモ。サッチャーが首相を勤めていた時代、3年ほど英国で暮らす機会があった。私は「外国人」だった。いいことはたくさんあったが、一方で、残念ながら明確な差別行為を受けることも少なくなかった。「外国人はどこの国でも嫌われる(ことがある)」と感じていた。
14 min read
BOOKあらすじ 黒船来航により家康から代々続いた徳川江戸幕府は危機へと陥る。激動の時代に十五代将軍となった「徳川慶喜」。家康以来と評された将軍は大きな時代の流れをいかに生きたか。江戸幕府最後の将軍の一生を描いた歴史小説。
7 min read
BOOKあらすじ ~大手新聞社「東西新聞」に内定が決まった少女は、二十年前に誘拐事件を起こした犯人の娘だった。『誘拐犯の娘を記者にする大東西の「公正と良識」』二十年間止まっていた時間が、週刊誌のスクープ記事をきっかけに動き出す。今や古い記憶の彼方となった事件の真相をめぐるミステリー作品。
8 min read
BOOK同級生のいじめ、向きあおうとしない学校。俳号「小林凛」、十一歳の少年は俳句を詠む。俳句に希望を見いだし生き抜いた若き俳人と家族の記録。「いじめられ行きたし行けぬ春の雨」表紙に掲載されている一句。出版当時、11歳の小学生。本作は、彼の作品と絵、そして彼の母、祖母による文章をまとめた作品
広告