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#歴史

img of 『水神』帚木蓬生~江戸時代の農民たちによる大河小説~【あらすじ・感想】
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あらすじ 目の前を悠然と流れる筑後川。だが台地に住む百姓の元へその恵みは届かず、人力で愚直に汲み続けるしかない。助左衛門は歳月をかけて地形を足で確かめながら、この大河を堰止め、稲田の渇水に苦しむ村へ水を分配する大工事を構想した。その案に、類似した事情を抱える四ヵ村の庄屋たちも同心する。

img of 『あかね空』 山本一力 【あらすじ・感想】
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あらすじ 希望を胸に身1つで上方から江戸へ下った豆腐職人の永吉。己の技量一筋に生きる永吉を支えるおふみ。やがて夫婦となった二人は、京と江戸との味覚の違いに悩みながらもやっと表通りに店を構える。彼らを引き継いだ三人の子らの有為転変を、親子二代にわたって描いた第126回直木賞受賞の傑作人情時代小説。

img of 『天平の甍』 井上靖 【あらすじ・感想】
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あらすじ ~時は奈良時代・天平の世。近代国家成立を急ぐ朝廷は、先進国「唐」から多くを吸収するため、総員五百八十余名の第九次「遣唐使」を派遣する。そこには留学僧として渡唐し、20年の年月を経て高僧「鑑真」を日本へと連れ帰る男がいた。航海技術が未熟な時代に海を渡り、異国の地で生きた僧たちを丹念に描く歴史小説。

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